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はじめまして
プターク書房のあるじ、幸重善爾(ゆきしげぜんに)と申します。
わたしは子どもの頃からSFやファンタジー、ホラー、ミステリ、そして映画、なかんずく人形アニメが大好きでした。
人形アニメ好きが昂じてチェコ共和国に渡って、16年の間、人形アニメ・切り紙アニメの制作に携わり、チェコ語も身につけました。
様々な理由から日本に帰国してからは、ぶらぶらしていたら、年老いた両親の介護をすることとなり、今も認知症の父の面倒をみています。
しかし還暦が迫り、人生の残り時間を数えるうち、「もっと自分の好きなことを積極的に行ってもよいのではないか」と考えるようになりました。「自分の好きなもの」、それはSF・ファンタジー・ホラー・ミステリ、そして映画です。「それらに関する本を出したい」。幸いなことに近年は《惑星と口笛ブックス》、《Rikka Zine》、《Kaguya Books》等、お手本を示してくださる先駆者・先行レーベルが充実しており、わたしにそのあとに続く勇気をくださいました。
わたしの基本的なスタンスは「自分が素晴らしいと信じるものをできるだけ多くの人に届けたい」。それだけです。
本を買う人が減り、出版不況と言われる現在、携わったこともないくせに(編集の経験はあります)出版という大海に小さな帆掛け船で乗り出す、まことに覚束なく心細い船出ではありますが、その蛮勇、心意気に免じてご支援ご協力をいただけましたなら、これに勝る喜びはありません。
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